バルサに世紀の逆転負けを喫したPSG レアルのイスコ獲得へ、すでに交渉開始

潤沢なオイルマネーで潤うPSG、来季のCL制覇に向けてスペイン代表MFの獲得に動く

 パリ・サンジェルマン(PSG)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強でバルセロナに本拠地第1戦で4-0と快勝を飾りながらも、現地時間8日の敵地第2戦でよもやの1-6負けを喫し、世紀の逆転負けを味わうことになった。オイルマネーの強豪は来季の悲願のCL制覇に向けて、レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコ獲得に乗り出したことが発覚。すでに移籍交渉をスタートさせたと、フランス地元紙「レキップ」が報じている。

 イスコはレアルとの契約満了が2018年6月と近づくなか、出場機会を求めて延長オファーにサインしていない状況。今季終了後に白い巨人から放出される可能性が高まっている。

 記事によると、スペイン人の戦術家ウナイ・エメリ監督は前線で万能性を誇るイスコの獲得を熱望。イスコの代理人と移籍交渉を持ったという。バルセロナも獲得に乗り出しているが、イスコには宿敵バルセロナへの移籍は許されないレアルとの契約条項が存在するとレポートされている。

PSGは今季開幕前にレアルからスペイン代表FWヘセ・ロドリゲスを獲得したが、エメリ監督との確執が浮上し、半年間でラスパルマスに移籍する失敗例が存在する。だが、潤沢なオイルマネーでチームを強化してきた強豪は、イスコ獲得で悲願のCL初制覇を狙うつもりのようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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