バイエルン伊藤は28日のプレシーズンマッチで先発も開始20分で退く

　ドイツ1部ブンデスリーガの強豪バイエルンに移籍したばかりの日本代表DF伊藤洋輝に、まさかのアクシデントだ。現地時間7月28日、プレシーズンの親善試合でドイツ4部相当のFCデューレンとの対戦（1-1）で足を引きずってピッチをあとにする事態となっている。

　今季から就任したヴァンサン・コンパニ監督の下へ、シュツットガルトより第1号補強としてチームに加わった伊藤。28日のFCデューレン戦へスタメン出場したなか、英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版によると「開始20分後、選手たちに支えられながら足を引きずってピッチを後にした」という。

　ファンからは「残念」「軽症であってほしい」「まずいな」「せめて開幕に間に合ってくれ」「マジでみんな怪我する」といった悲しみと心配の声があがっていたものの、移籍市場のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、スポーツディレクターのマックス・エーベル氏が試合後に「彼は足を骨折している。長期離脱になるだろう」と語ったと伝えている。