リバプール獲得噂の久保建英「成功を期待」 元英クラブ経営者が挙げた移籍成立への「鍵」は?
エバートンなど複数クラブでCEOを務めたウィネス氏がメディアへ発言
イングランド1部リバプールはレアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の獲得の噂が過熱している。エバートンなど複数クラブで最高経営責任者(CEO)を務めた実業家のキース・ウィネス氏が日本市場開拓の可能性を踏まえたうえで、久保のリバプール移籍について言及。同胞MF遠藤航の存在も後押しになると語った。英メディア「Football Insider」が報じている。
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リバプールは昨夏の移籍市場終盤に手薄だった守備的MFとしてシュツットガルトから遠藤を獲得。遠藤は適応に少し時間を要したものの、ユルゲン・クロップ前監督の下でレギュラーに定着し、下馬評を覆す活躍を見せた。
そして今夏には新たな日本人選手として久保の獲得が噂されている。久保はエジプト代表FWモハメド・サラーの後継者と目され、日本ですでに交渉は最終段階に入ったとも報じられていた。
イングランドのアストン・ビラやエバートン、スコットランドのアバディーンでCEOを務めた実業家のウィネス氏は同メディアのポッドキャスト「Insider Track」で日本市場が持つ大きな可能性の観点から久保のリバプール移籍について語っていた。
「セルティックが日本市場のパイオニアだった。エキサイティングな市場だ。私の友人や知り合いも最近(日本を)訪れているが、彼らはそこに真の才能が眠っていると信じている。そして商業的にも非常に大きな市場でもある。大きなチャンスがあるんだ。久保はリバプールを勝たせる存在であり、クラブに大きな商業的ボーナスをもたらすこともできるだろう」
久保の獲得においては、代表のチームメートである遠藤の存在も鍵になるという。ウィネス氏は「遠藤が重要な存在になる。彼の存在は久保が1人ではなく、同じ言葉を話し、彼を正しい方向へ導いてくれる人がいることを意味する。クラブには選手をケアする環境が整っているが、自分の国の言語を話せる人がいるというのは重要だ」と話していた。
「遠藤はそのような役割を担うのにふさわしい人物だ。もし移籍が実現するのであれば、成功を期待している」
大きな話題となっている久保のイングランド行きは現実のものとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)