日本代表OB期待の23歳逸材 Jクラブ一筋MFの虜「15歳の時から見ている」「いつか海外で」
後半出場した森田への期待を明かす
東京ヴェルディは7月28日、イングランド1部ブライトンとの親善試合で2-4と敗れた。国立競技場でクラブ一筋の2000年生まれのMFが、途中出場から存在感を発揮。日本代表OBも愛ある言葉をかけている。
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ブライトンとの国立マッチは、前半12分に動く。三笘の自陣のパスカットからブライトンがロングカウンターを仕掛けると、味方のシュートのこぼれ球をDFヤン・ポール・ファン・ヘッケが押し込み先制する。
東京Vも前半15分、FW木村勇大が1点を返し反撃。前半終了間際にFWヤンクバ・ミンテのゴールで再びブライトンが勝ち越すと、試合の流れはプレミアチームに傾く。ハーフタイムでフィールドプレーヤー10人を交代したブライトンだが、FWシモン・アディングラのゴールで3-1とリードを広げた。
東京Vは後半9分にフリーキック(FK)のチャンスからDF林尚輝がヘッドで一時1点差に詰め寄るも、同32分に中央を崩されMFジェレミー・サルミエントのダメ押し弾でブライトンが4-2の勝利を手にする。
試合後、試合を配信した「Prime Video」では元日本代表のラモス瑠偉氏が、この試合途中出場したMF森田晃樹へインタビュー。「15歳のときから見ている」とクラブ生え抜きの23歳への期待度を語っている。
「15歳の時から見ていて、いつか日本代表を引っ張ってくれる。いつか海外でプレーすると思っていました」
後半開始から投入された森田は、怪我から復帰して間もないなかでの出場。それでも高クオリティーで東京Vの雰囲気を変えたプレーを何度も見せており、ラモス氏も「流れを変えられる選手」「(怪我明けでこれだけのパフォーマンスをするのは)持っているものが違う」と、大絶賛を送っていた。
一方の森田はこの日の試合について、プレミアチームとの対戦で「守備しにくかった」と課題感を話す。だがラモス氏から「でも、やっていけるでしょ?」と語りかけられると「個人的には手応えある」と、堂々答え頼もしさを示している。
SNS上でもこのやり取りのシーンが「べた褒め」「森田ラブ笑」「期待値がいかに高いかが分かった」「森田好きすぎ」とファンの間で話題を呼んでいた。