サッカー史に残る衝撃的なPSGの敗退劇 まさかの事態に仏紙「歴史的な難破船」

CL16強第2戦でバルサに大敗 「自ら沈没した。パリジャンは余裕があったにも関わらず」

 フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強第2戦でバルセロナに1-6の大敗を喫し、第1戦の4-0リードをひっくり返される衝撃的な敗退劇を演じた。

 まさかの事態にフランス紙「レキップ」は「歴史的な難破船」というタイトルで報じている。

「この3週間(第1戦から)は、歴史の中で最大の出来事になった。PSGは、その最悪な悪夢を経験することになった。第1戦で4-0と最高の権威を示した勝者は、第2戦で1-6と自ら沈没した。パリジャンは余裕があったにも関わらず。信じられないことに、ウナイ・エメリのチームは沈み続け、そして何が起こったか。とんでもないことが起こった」

 PSGはバルセロナの驚異的な攻撃力の前に0-3とされたが、FWエディンソン・カバーニのゴールで貴重なアウェーゴールを挙げ、残り30分を切った時点でバルセロナがさらに3得点が必要な状況に追い込んだ。だが、それでもPSGは耐えきれなかった。後半42分から、アディショナルタイム5分までの10分に満たない時間で一気に3ゴールを許し、まさに勢いに飲み込まれるように沈没した。

 DFトーマス・ムニエは「これは受け入れられない」と消沈した様子でインタビューに応じ、アル・ヘライフィ会長も「信じられない。サポーターに申し訳ない」と沈痛の面持ちで語った。

 歴史的な勝利としてバルセロナがサッカー史に名前を残した一方、PSGもまた歴史的な敗者として名前が残されることになってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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