日本に黒星発進のパラグアイが今大会初勝利 五輪D組…大岩Jはマリ戦勝利で決勝トーナメント進出へ
2戦を終えてパラグアイは勝ち点3、イスラエルは勝ち点1
パリ五輪のグループD第2戦が行われ、パラグアイがイスラエルに4-2で勝利した。同組の日本対マリはこのあと行われる。
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初戦で日本に0-5で敗れたパラグアイは、前半12分にFWエンソ・ゴンサレスが負傷。他の選手たちが交代を要求すると、担架で運び出され、FWグスタボ・カバイェロが投入された。
そのパラグアイは前半25分、FWマルセロ・フェルナンデスのゴールで先制。1点のリードを保って後半に突入したが、イスラエルも後半8分、コーナーキックのチャンスから相手GKロベルト・フェルナンデスのミスも重なり、最後はMFオムリ・ガンデルマンが押し込んで1-1の同点に追い付いた。
イスラエルは後半16分にもゴールネットを揺らしたが、これはオフサイド判定で得点ならず。逆に、パラグアイが後半24分にイングランド1部ブライトンでMF三笘薫と同僚のMFフリオ・エンシソが強烈な一撃を突き刺して勝ち越した。
しかし、その後、パラグアイFWマルセロ・ペレスにハンド疑惑が持ち上がり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入してオンフィールドレビューも行われ、イスラエルにPKが与えられた。MFオスカル・グルークのPKは止められたが、自ら押し込んで同点とした。
そのまま同点で終わるかと思われた試合は後半アディショナルタイム、パラグアイが立て続けにゴールを奪って4-2で勝利した。
グループリーグ2戦を終えて、パラグアイは今大会初勝利で勝ち点3を獲得。初戦でマリに引き分けだったイスラエルは勝ち点1のままとなっている。
大岩監督率いるU-23日本代表は、このあと行われるマリ戦で勝利すれば、1試合を残して決勝トーナメント進出が決まる。
日本が準々決勝で対戦するグループCはスペインが勝ち点6、エジプトが勝ち点4、ドミニカ共和国が勝ち点1という状況。7月30日に行われるグループリーグ第3戦で日本の対戦する相手が決まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)