「この試合は永遠に記憶に残る」 CL史上初の大逆転劇にバルサ会長&監督が選手の奮闘称える

「最後の1分まで自分たちを信じていた」

 試合終盤のゴールラッシュは、チームの諦めない姿勢にあったと両者は語っている。バルトメウ会長は「PSGの健闘を称えたい。そしてルイス・エンリケ、コーチ、選手におめでとうと言いたい。最後の1分まで自分たちを信じていた」。ルイス・エンリケ監督は「カギとなったのはチーム全体が持っていた信念だった。4点目、5点目と積み重ね、6点目を狙った際にはGKまで攻撃参加したからね」と、GKテア=シュテーゲンまでゴール前に上がる執念が実ったとしている。

 指揮官は「0-4で敗れたその日から、我々を応援してくれた皆さんによって勝利はもたらされた」と、超満員に膨れ上がった本拠地カンプ・ノウのファンにも感謝の念を伝えた。試合前に「相手がうちから4点を奪えるなら、うちは6点を決められるはずだ」と話していたルイス・エンリケ監督の言葉を有言実行したチームに、ただただ畏敬の念を感じているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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