「この試合は永遠に記憶に残る」 CL史上初の大逆転劇にバルサ会長&監督が選手の奮闘称える

PSGにアウェーゴールを許す絶望的な状況から3連続ゴールを奪う

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)史上初となる大逆転劇を果たしたバルセロナは、指揮官も会長も夢見心地だったようだ。地元紙「ムンド・デポルティーボ」は6-1で勝利したCL決勝トーナメント1回戦、パリ・サンジェルマン(PSG)戦直後のルイス・エンリケ監督、ジョゼップ・バルトメウ会長のコメントを紹介している。

「この試合は永遠に記憶に残るだろう」

 バルトメウ会長は感慨深げにこう語ったという。試合は前半3分にFWルイス・スアレスが先制。同40分にはMFイニエスタの技巧的なヒールキックからオウンゴールを誘発し2点目。後半に入っても5分に得たPKをFWメッシが決めて1点差とした。しかし同17分にPSGのエースFWカバーニにアウェーゴールを許し、この時点でバルサが勝ち上がるためには3点が必要となる絶望的な状況となった。

 しかし、終盤に試合は動いた。同43分、アディショナルタイム1分にネイマールが直接FKとPKを決めてスコアを5-1にすると、アディショナルタイム5分、ネイマールが送ったクロスにDFセルジ・ロベルトが体を目いっぱい伸ばしてダイレクトで合わせる。この日6点目となるゴールは、2戦合計スコア6-5とする“逆転サヨナラ弾”となった。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング