2戦合計4-1、ロイスの代役プリシッチも1ゴール　香川は後半36分から出場

　日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは8日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）16強の第2戦でベンフィカと本拠地で対戦し、FWオーバメヤンのハットトリックや故障離脱したMFロイスの代役を完璧にこなした18歳MFプリシッチの活躍などで4-0の勝利。2戦合計4-1でベスト8に進出した。ベンチスタートの香川は後半36分から出場した。

　敵地での第1戦を0-1で落としていたドルトムントは前半4分、MFデンベレの右CKからMFプリシッチがニアサイドで反らし、FWオーバメヤンがヘディングで押し込んで先制した。試合開始早々にエースの一撃でスコアをタイに戻すことに成功した。

　次の1点が決まった時点で延長戦に突入することがなくなる状況のなか、後半はドルトムントの一方的な展開となった。

　後半14分、プリシッチがDFピスチェクのスルーパスに抜け出してペナルティーエリア内に侵入し、華麗なループシュートでベンフィカの守護神GKエデルソンの牙城を破った。アメリカ代表の新星は18歳5カ月18日というCLでのクラブ史上最年少ゴール記録を更新した。