ハメスとイスコ放出時の利益を、チェルシーMFアザール獲得に投入か

　レアル・マドリードが新たなスーパースター獲得に動き出した。今季終了後にコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとスペイン代表MFイスコを放出し、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に乗り出す可能性が浮上している。 スペイン地元ラジオ局「カデナ・コペ」が報じた。

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　FIFA（国際サッカー連盟）に課せられた補強禁止令が解除されるレアルのフロレンティーノ・ペレス会長が再び豪腕を振おうとしている。

　今季前半戦まで出場機会の少なかったハメスは、1月の移籍市場で「オファーを検討する」と語るなど去就問題が浮上していた。インテル、モナコが移籍先候補に挙がる一方、イスコは出場機会を求めてレアルの契約延長オファーに応じず。ユベントスとトットナム移籍の可能性が浮上している。

　最新のレポートによると、レアルはこの2人を放出時に、さらなる強力な補強に打って出るという。2014年シーズンのプレミアリーグMVPのアザールだ。今季11ゴールを記録している天才ドリブラーに、ハメスとイスコ放出時の利益を投入するという。

　アザールはレアルのジネディーヌ・ジダン監督への敬愛を示しており、ジダン監督も才能豊かなアタッカーを称賛している。名将と相思相愛の天才ドリブラーがサンチャゴ・ベルナベウに降臨した場合、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウドの看板3トップ「BBC」をも脅かす超強力な切り札になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images