元伊代表のプレーメーカーが古巣ミランに苦言 株式売却問題に揺れる状況を「恥ずべき時間だ」
新体制となるミラン復帰へ「今のところ…」
ミランは3季連続で欧州カップ戦への出場権を逃している。その間、ナポリやローマといった南部のクラブが存在感を示しているものの、かつてユベントス、インテルと合わせて“北の3強”と呼ばれ、ヨーロッパでもトップクラブと位置づけられていたミランは見る影もない。そのミランが資金を得て復活することは、イタリアサッカーだけでなくヨーロッパ全体にとっても重要だと話した。
そのうえで、アルベルティーニ氏は新体制となる古巣への復帰にも意欲を見せている。
「今のところ、誰からもコンタクトはされていない。しかし、いつも言っているようにミランに戻るのは私の夢なんだ。全ての夢が叶うことがないのが世の常だとしてもね」
ミランはシルビオ・ベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガリアーニCEOの体制が終焉を告げ、新体制に移行することが決定的になっている。古巣への帰還を夢見るかつての名プレーメーカーの居場所は、新たに誕生するチャイナ・ミランの中に生まれるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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