トッテナム戦の前日会見に出席した扇原

　ヴィッセル神戸は7月27日に「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024」でプレミアリーグ強豪トッテナムとの対戦を控えている。前日会見に出席した元日本代表MF扇原貴宏は、トッテナムで主将を務める韓国代表FWソン・フンミンについて「同じアジア人としてリスペクトしている」と、世界に名を馳せる存在感に敬意を示している。

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　扇原は横浜F・マリノス時代に3年間にわたってポステコグルー監督の指導を受け、J1優勝に導いた主力として活躍した。「ボスとの出会いがなければ、今の自分はなかったと言えるし、サッカー選手として成長させてもらった。チームは変わったが、成長した姿をボスに見せられたらと思う」と、恩師との再会を心待ちにしていた。

　トッテナムでは主将を務めるソン・フンミンが絶対的な地位を築いており、プレミアリーグでも得点王に輝く実績を誇っている。世界に名を馳せる韓国人エースについて尋ねると、「僕が言える立場ではないんですけど」と前置きしつつ、「同じアジア人としてリスペクトしている」と答えた。

「世界最高峰のリーグで得点王に輝いた選手なので、技術やメンタル含めて素晴らしい選手だと、遠くから見ていても感じる。両足のシュートの精度が非常に高い。同じアジア人として戦えるのが楽しみ」と言及。ポジションとしては対峙する局面も何度か訪れることが予想されるなか、ワールドクラスのアタッカー相手への健闘を見せたいところだ。