なでしこ敗戦後の心温まる“ノーサイド”…長谷川唯と対戦DF捉えた光景が話題「この絵最高」

なでしこジャパンの長谷川唯【写真:ロイター】
なでしこジャパンの長谷川唯【写真:ロイター】

スペインに敗れた日本の長谷川唯、対戦MFアレイクサンドリと抱擁

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間7月25日、パリ五輪のグループリーグ初戦でスペインに1-2の敗戦を喫した。昨年のオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)でも対戦した両国は、異なる結果でも選手同士の“ノーサイド”が話題となっている。

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 25日のスペイン戦、前半13分に直接フリーキックのチャンスを得た日本はMF藤野あおばの強烈な一発で先制。しかし同22分にMFアイタナ・ボンマティに同点ゴールを許す展開から状況が変わっていく。

 後半20分過ぎに中心選手の1人であるDF清水梨紗が負傷交代のアクシデント。押し込まれる場面が増えた日本は同29分、FWマリオナ・カルデンティに勝ち越し点を奪われ1-2の逆転負けとなった。

 スペインと日本は約1年前、女子W杯のグループリーグ最終節で激突しており4-0でなでしこが快勝を収めている。当時の試合終了後、日本の好守の要であるMF長谷川唯はスペインMFアイタナ・ボンマティ(FCバルセロナ)とユニフォーム交換。両者笑顔の姿が話題となった。その後スペインは日本との敗戦を糧に、W杯優勝を手にしている。

 去年のリベンジを果たしたスペインと勝者、敗者の立場は変わったが、ピッチではお互いの健闘を称え合う選手たちの様子も。今回長谷川は、自身の所属するマンチェスター・シティで同僚のDFライア・アレイクサンドリと抱擁を交わした。代表では同じ「14」を背負う2人の姿には「同じ14番を着けて闘う姿は素晴らしかった」「お互い意識・通じるもんがある」「オリンピックの醍醐味」「偶然か背番号も同じ」「この絵最高すぎ」とSNS上で反響が広がっていた。

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