福田師王がトップチームで猛アピール中

　ドイツ1部ボルシアMGは7月25日、オランダ1部フォルトゥナ・シッタートとのプレシーズンマッチに臨み、3-0で勝利した。20歳のパリ五輪世代FW福田師王は後半から途中出場して、全3ゴールに絡む大活躍。新シーズンからの飛躍に期待が懸かる。

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　福田は、神村学園高校から23年にドイツの古豪ボルシアMGに加入。セカンドチームでプレーし、今年1月にトップチーム昇格を果たし、レバークーゼン戦でブンデスリーガデビューを飾った。2023-24シーズンはリーグ5試合計31分間プレーして終えた。

　新シーズンに向けてアピールを続ける福田。そのなかで、フォルトゥナ・シッタート戦では途中出場でゴールをマーク。ドイツ誌「ビルト」は「福田がグラードバッハの攻撃を復活させる！」との見出しで活躍を称賛した。

　0-0で折り返した後半から福田がピッチへ。後半4分にはゴールを奪い、同10分にはドリブル突破から追加点を演出。同35分にはPKを誘発するパスを出すなど全3ゴールに絡んだ。「グラードバッハはハーフタイムに完全に変化を起こし、突然立て続けにゴールを奪った。福田師王のおかげだ！」と、同誌はその活躍を称えた。

　クラブもゴールシーンを公式SNSで公開。国内外のファンから「本物のストライカーの誕生か？」「スーパーすぎる」「ワールドクラスへ進んでる感じ」「いかにもストライカーって感じ」「ほんとにバケモンなるぞこれ」「え、まだ20才じゃなかったっけ」と驚きの声が並んでいた。