藤野あおばの一撃で日本が前半13分に先制

　なでしこジャパン（日本女子代表）は現地時間7月25日、パリ五輪のグループリーグ初戦でスペインと対戦。前半13分にMF藤野あおばが直接フリーキック（FK）を突き刺して、前半を1-1で折り返した。20歳アタッカーの一撃を受け、JリーグとWEリーグで監督を務めた経験を持つ北野誠氏は「だから3年前から言うてるやん。藤野あおばは別格やて!!」とSNSに投稿している。

　日本は前半13分、中央やや右サイドの位置でFKを獲得すると藤野が右足でニアサイドを狙い、相手GKもセーブしきれない位置にゴール。なでしこジャパンにとってパリ五輪の初ゴールになった。

　自身初の五輪となる藤野は、十文字高から2022-23シーズンにWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザに加入。同シーズンは20試合で11得点、23-24シーズンは21試合で9ゴールと攻撃を牽引した。

　代表シーンでも、2022年のU-20ワールドカップ（W杯）に出場したのち、同年9月になでしこジャパンにデビュー。昨年のW杯メンバーにも選出され、日本代表のW杯最年少ゴールを記録している。

　Jリーグのロアッソ熊本とカマタマーレ讃岐、FC岐阜、女子サッカーでもノジマステラ神奈川相模原で指揮を執った経験を持つ北野氏は自身の公式X（旧ツイッター）で、「だから3年前から言うてるやん。藤野あおばは別格やて!!」と投稿した。

　試合は前半22分にスペインに追い付かれ、1-1でハーフタイムを迎えている。