久保建英が「注目している」 名指ししたG大阪20歳の新鋭とは?「これからがすごく楽しみ」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:徳原隆元】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:徳原隆元】

ソシエダはG大阪とのプレシーズンマッチに臨み1-0で勝利

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が7月25日、大阪府吹田市内でプレシーズンマッチ・ガンバ大阪戦(1-0)に先発出場。久保にとっては新シーズンに向けた一発目でキレキレなプレーを披露した。G大阪には仲の良いFW山田康太も所属しているが、この日ピッチに立った“新鋭”に注目していると明かした。

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 大阪のファンを魅了した久保劇場だった。右サイドで先発した久保は前半5分にヒールパスを披露。続く同13分ではドリブルで相手DF黒川圭介を置き去りにし、同14分にはビタ止めトラップで会場を沸かせた。最終ラインまで戻る守備も見せ、順調にプレシーズンのスタートを切っているようだった。久保は53分間のプレーで交代。その後、ベンチで見守っていたなか、後半33分から登場したG大阪の41番に「注目」しているようだ。

「個人的にはね、41番の中村仁郎くんはこれからがすごく楽しみだな、と。みんなも見ていて『タケが出てきたぞ』みたいな感じでプレースタイルもすごく似ていると思う。41番はガンバでは代々いい選手が付けていたと思いますし、頑張ってほしいな、と。上からみたいになって良くないかもしれないですけど、個人的には注目しています」

 自ら中村を名指しした。中村はG大阪アカデミー育ちで2003年生まれの20歳。昨年7月に負傷離脱してから2度の手術を経て、この日が実戦復帰となった。将来を嘱望されてきたG大阪の若武者は、ソシエダ相手に堂々としたプレーで決定機にも絡んだ。“違い”を見せる姿は久保の目にもとまったようだ。

 久保が言及していたことを伝え聞いた中村は「リハビリを頑張ってきてよかった……と今思いました」と笑みを浮かべた。日本代表で共演する日まで――。互いの場所で高みを目指し続ける。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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