日本へ「疑いの目」→「メダル獲得の可能性を証明」 パリ五輪初戦で示した強さに海外脱帽
日本がパラグアイに5-0の圧勝
U-23日本代表は現地時間7月24日、パリ五輪のグループリーグ初戦でパラグアイ代表と対戦し、5-0の快勝を収めた。これ以上ない完璧なスタートを切った大岩ジャパンに対し、海外メディアは「日本はメダル獲得の可能性を証明した」と取り上げ、オーバーエイジ枠の不採用により「疑いの目を向けられていた」ものの、「今となっては自信の表れに過ぎないように思える」と主張している。
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2008年の北京五輪以来となるオーバーエイジ枠の不採用でパリ五輪に臨むことになった日本だが、前半19分にDF大畑歩夢のパスを受けたMF三戸舜介がニアサイドを撃ち抜く先制点を決める。だが直後の同22分にはFW平河悠がパラグアイMFウィデル・ビエラに足を踏みつけられて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。ビエラは一発退場を命じられる展開となった。
数的有利となった日本は、後半に怒涛のゴールラッシュを見せる。後半18分に三戸がヘディング弾で2得点目を記録すると、同24分にMF山本理仁がミドルシュートで加点し、同36分と同42分にFW藤尾翔太が立て続けに追加点を奪う。5-0の圧勝劇で試合を締め括った。米スポーツ専門局「ESPN」は「日本はメダル獲得の可能性を証明した」と取り上げ、パフォーマンスに称賛を送っている。
記事では、「サムライブルーはアジアでは常に表彰台に上がる最有力候補だが、オーバーエイジの3枠を利用しない決断を下した唯一のチームだったため、疑いの目を向けられていた。だが大胆に見えたその戦略は、今となっては彼らが連れてきた才能への自信の表れに過ぎなかったように見える」と、開幕前は全員が23歳以下の選手で構成されるチームに懐疑的な視線を送られていたものの、大会を勝ち抜くのに十分な強さを備えていると主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)