ラフプレー連発も…「レッドカードのあとは普通の試合」 パラグアイ監督、日本戦大敗に嘆き

パラグアイのラフプレーが目立った【写真:Getty Images】
パラグアイのラフプレーが目立った【写真:Getty Images】

サギエル監督は0-5の敗戦を悔やむ

 U-23パラグアイ代表は現地時間7月24日、パリ五輪のグループリーグ初戦で日本代表と対戦し、0-5で敗れた。前半25分にMFウィデル・ビエラが一発退場となり、数的劣勢を強いられたことが痛手となったが、カルロス・ハラ・サギエル監督は「日本のような素早くアグレッシブな相手に10人で戦うのは難しい」と語っている。

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 日本は前半19分に左サイドを切り崩すと、DF大畑歩夢のラストパスを受けたMF三戸舜介が冷静に相手GKを見てニアサイドを抜いて先制点を決めた。その3分後には中盤でFW平河悠がパラグアイMFウィデル・ビエラに足を踏みつけられて、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で一発退場となった。

 数的優位を得た日本は、後半に三戸の2点目でリードを広げると、その後もMF山本理仁、途中出場のFW藤尾翔太が2ゴールを加えて大量5点を奪い、白星スタートを切った。

 データ分析会社「オプタ」によれば、大岩ジャパンは五輪ではU-23日本代表史上1試合最多となる5得点を記録して勝利。オリンピックで南米の国相手に勝利したのは、1996年アトランタ大会のブラジル戦以来(1-0)だという。

 荒いプレーが目立ったパラグアイは初戦で出鼻をくじかれたが、国際サッカー連盟(FIFA)は公式サイトのレポートでサギエル監督のコメントを掲載。指揮官は「レッドカードのあとは普通の試合だった。日本のような素早くアグレッシブな相手に10人で戦うのは難しい」と、数的劣勢を嘆いていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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