U-23日本、開始25分で先制&数的優位に パラグアイ10番が足踏みつけ危険プレー…VAR一発レッド宣告

ウィデル・ビエラ(10番)がレッドカードで一発退場【写真:ロイター】
ウィデル・ビエラ(10番)がレッドカードで一発退場【写真:ロイター】

パリ五輪グループ初戦でパラグアイと対戦

 パリ五輪の男子サッカー競技は現地時間7月24日にグループリーグの初戦が行われ、D組の日本代表は仏ボルドーでパラグアイ代表と対戦し、1-0のリードを奪ったあとに相手が退場者を出して数的優位の状況を手に入れた。

 五輪の男子サッカー競技は原則的に23歳以下の選手で争われ、各チーム3人まで年齢制限なくオーバーエイジと呼ばれる選手を起用できる。日本は海外クラブとの調整の結果、2008年の北京五輪以来となる全員が23歳以下の選手で構成されるチームで臨む。16チームが出場する男子は、各組2位以上が準々決勝へと進出する。

 日本は前半19分、左サイドを切り崩すとDF大畑歩夢のラストパスを受けたMF三戸舜介が冷静に相手GKを見てニアサイドを抜いて先制点を決めた。

 さらに前半22分、中盤でFW平河悠がパスを出した後の足を相手10番MFウィデル・ビエラが足の裏で踏みつけるプレーがあった。フィールド上ではファウルの判定なく流れたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオンフィールド・レビューが実施されると、ビエラにはレッドカードが提示された。これがパリ五輪大会で初のレッドカード提示となった。

 日本は試合の残り時間を数的優位で戦う状況を手に入れた。

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