1年2か月で計3回の手術 Jクラブ新10番、全治未定の怪我に心境吐露「膝がただただ使い物にならない」

本田風智(写真左)が怪我の状況を説明【写真:Getty Images】
本田風智(写真左)が怪我の状況を説明【写真:Getty Images】

鳥栖MF本田風智は左膝外側半月板断裂で7月18日に手術を実施

 J1サガン鳥栖のMF本田風智は7月22日、左膝の手術を受けたことがクラブから発表された。2023年5月に怪我を負ってから手術は計3回目。全治は未定で、「心境はただただキツい」と明かしている。

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 現在23歳の本田は、鳥栖U-18出身で2019年5月に2種登録選手としてトップチームデビュー。翌20年に鳥栖のトップチームに正式昇格すると、4年目の2023年シーズンはJ1リーグに12試合出場して3ゴールを記録していたが、昨年5月14日に行われた第13節アビスパ福岡戦で左膝外側半月板を断裂。手術を受けて残りのシーズンを棒に振った。

 昨年11月に練習に部分復帰し、今年の復活を期していたが、キャンプ中に痛みと違和感を覚えたという。10番を背負った今季もここまで公式戦の出場はなし。状態は良くならず、左膝外側半月板断裂で7月18日に鏡視下腱板縫合術による手術(鏡視下腱板縫合術)を実施したことが発表された。全治は未定となっている。

 かつて鳥栖に在籍したMF島川俊郎(台中FUTURO)の公式YouTubeチャンネルに出演した本田は、「先生に診てもらっても、あまり見たことがない(症状)という見解」と説明。今年2月に2回目の手術を行ったなかで、約5か月で3回目の手術を受ける形となり、「2回目手術する前とあまり変わらない。リハビリを続けていたけど良くならない。自分の膝がただただ使い物にならない感じ」と吐露した。

「心境はただただキツい。去年の11月に復帰して、今年は行けると思ってやってきたので。今年から10番をつけさせてもらっているなかで、自分が何かできればなという気持ちはずっとあるけど、それができないもどかしさとか悔しさがある」

 開幕前のユニフォーム注文ランキングでは1位(クラブ公式が公表)と大きな期待を受け、本人もそれに応えたい気持ちを持っていただけに、今は我慢の時となっている。

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