プレミアは「世界最高峰」 ブライトン三笘が日本人選手の参戦意義を強調「価値が高まる」
日本に凱旋した三笘が記者会見に出席
イングランド1部ブライトンは7月23日、翌24日に控える「ジャパンツアー2024」の鹿島アントラーズ戦に向け、前日会見と公開練習を行った。記者会見に出席した日本代表MF三笘薫は、今季からDF菅原由勢とMF鎌田大地がプレミアリーグに参戦することを受け、「日本代表の底上げになるし、そこで得られるものを日本代表に還元することができる」と語っている。
三笘は昨季、負傷による長期離脱を余儀なくされ、不本意なシーズンに終わったものの、2024-25シーズンはプレシーズンから全体練習に参加。新シーズンからファビアン・ヒュルツェラー監督が就任し、新体制でも主力として三笘の活躍に期待が寄せられるなか、プレミアリーグで過ごした月日を振り返り、世界最高峰の舞台でプレーする意義を口にしている。
「3シーズンで素晴らしい監督と出会ってきて、(グレアム・)ポッター監督、(ロベルト・)デ・ゼルビ監督、そして今のヒュルツェラー監督と、いろいろな戦術を知ることができたり、自分が生きるプレーの仕方を教わったり、選手としての幅を広げてもらえたことに感謝している。プレミアの強度に少しずつ馴染んで、今では日本代表に選ばれることもできているので、そういう意味でもプレミアに参加することで選手としての価値が高まったと感じている」
今夏の移籍市場では、サウサンプトンに菅原、クリスタル・パレスに鎌田が加入したなか、「菅原選手や鎌田選手がプレミアに参戦してきて、プレミアが世界最高峰というのは間違いないので、そこで対戦できるというのは僕自身とても嬉しいこと」と言及。「プレミアに参戦する選手がより増えてくれば、日本代表の底上げになるし、そこで得られるものを日本代表に還元することができる」と、日本代表のさらなる強化にもつながることを期待していた。
(城福達也 / Tatsuya Jofuku)