57歳で国立凱旋 日程&会場変更、“カズの日”開催へ…元日本代表FWも「不思議な気持ち」

三浦知良が2年ぶりの国立出場なるか【写真:産経新聞社】
三浦知良が2年ぶりの国立出場なるか【写真:産経新聞社】

JFL第28節の新宿戦が開場、日程ともに変更…11月11日に国立で開催へ

 日本フットボールリーグ(JFL)のクリアソン新宿は7月23日、第28節のアトレチコ鈴鹿戦を国立競技場で行うと発表した。当初は11月10日にAGFフィールド(味の素スタジアム西競技場)で行う予定だったが、鈴鹿に57歳FWカズこと三浦知良が加入したことで会場を変更。11月11日に国立競技場で行うことを決めた。

 新宿は2022年10月9日、カズが所属していた鈴鹿ポイントゲッターズ戦で初めて国立での試合を開催。当時JFL最多記録となる1万6218人の観衆を集めた。今回はカズの代名詞でもある「11」が並ぶ「カズの日」に平日ナイトゲームで試合を行う。

 新宿を率いる元日本代表FWの北嶋秀朗監督(46)は「三浦知良選手は僕の小学生の頃からの憧れの選手。カズさんが現役で僕が監督として試合をさせていただくことは不思議な気持ちで、同時にカズさんの凄さを感じています」とコメント。国立で2年ぶりの試合となるカズは「聖地で試合ができることに嬉しさを感じています。これから国立競技場に向けて調整し、良い結果を出したいです」と話した。

(荻島弘一/ Hirokazu Ogishima)



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荻島弘一

おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。

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