アギーレ監督が休養指令 体調面を考慮して合宿初の練習オフに

霜田技術委員長が報道陣に対応

 日本代表のハビエル・アギーレ監督は、オーストラリア・セスノック合宿4日目となった6日、練習をオフとして選手に心身ともにリフレッシュを与えた。
 この日は、ホテル内で静養に努めた選手と監督に代わり、日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長が報道陣に対応した。
「オフは監督が総合的に判断する。昨日、スタッフミーティングをして、今日は1日オフにしようと決めた。(12月)29日からやりっぱなしできている。ここから先もなかなかオフを取る機会がすくない。どこでオフを取るかは大事」
 昨年のブラジルワールドカップでは、直前合宿でオフの少ない海外組をフィジカルトレーニングで追い込みすぎたことも、1次リーグ敗退の一因となった。現在、ヨーロッパで戦う選手はシーズン中、国内組は開幕キャンプ前のオフの時期となる。さらにはFW豊田陽平(鳥栖)、MF柴崎岳(鹿島)はインフルエンザで一時離脱と、コンディション面も考慮して、オフとした。
 日中気温30度で湿度80パーセントに迫る真夏のオーストラリアでアジアカップ二冠を目指すにはコンディション維持が重要となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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