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奇跡の優勝監督ラニエリ、レスター電撃解任も人気健在 早々にドイツからオファーが舞い込むも…
ヴォルフスブルクが65歳のラニエリ氏に白羽の矢、しかしオファーに興味を示さず
レスター・シティに電撃解任されたクラウディオ・ラニエリ氏だが、退任早々にドイツから監督就任のオファーが届いていたことが分かった。奇跡の優勝監督なったイタリア人指揮官の人気はまだ衰えていないようだ。英地元紙「レスター・マーキュリー」によれば、ヴァレリアン・イスマエル監督を解任したヴォルフスブルクからオファーが届いたが、これを断っていたという。
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ラニエリ氏は2月22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強セビージャとの敵地第1戦を1-2で落とすと、翌日にクラブから解雇を言い渡された。リーグ戦で降格圏ギリギリまで沈み、最後まで成績不振から抜け出すことはできなかった。解任発表後、「私の夢は潰えた」と悲痛なコメントも残していた。
そんな傷心のラニエリ氏にドイツの強豪ヴォルフスブルクからオファーが舞い込んでいたという。ヴォルフスブルクもレスターと同じく不振に陥り、ブンデスリーガ14位という状況で2月26日にイスマエル監督を解任。その後任として65歳のラニエリ氏に白羽の矢が立ったようだ。しかし、同氏は失職直後のオファーには興味を示さず、断ったという。
結果的にヴォルフスブルクはアンドリース・ヨンカー氏の招聘を発表し、アシスタントコーチにはJ1清水でもプレーした元アーセナルのフレドリック・ユングベリ氏を入閣させた。
“ティンカーマン(修理屋)”の愛称で知られ、ピンチヒッターとして監督就任の機会も多いラニエリ氏だが、レスター解任から数日でのオファーを受け入れることはしなかったようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images