パリ落選の21歳逸材が「めちゃ脅威」 ドリブル2人翻弄に熱視線「来年日本にいないかも」

鳥栖でプレーする横山歩夢【写真:Getty Images】
鳥栖でプレーする横山歩夢【写真:Getty Images】

鳥栖21歳FW横山歩夢、広島戦で躍動感溢れるパフォーマンス披露

 J1サガン鳥栖は、7月21日に行われたJ1第24節サンフレッチェ広島戦で1-4と大敗。得点は後半序盤の1点にとどまった一方、攻撃の局面では21歳FW横山歩夢が存在感を発揮し、鋭い突破から再三チャンスメイクする場面も。覚醒の予感も漂わせるプレーぶりが注目を浴びた。

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 横山は2003年生まれのパリ五輪世代。スピード豊かなドリブルを武器に、2021年の松本山雅FC加入後、J3やJ2で持ち味を発揮し、22年のJ3リーグでは11得点(29試合出場)をマークした。昨年、鳥栖へステップアップ移籍し、自身初のJ1に挑戦。今季は持ち味を生かして、ここまで23試合に出場し5得点中だ。

 4試合連続でスタメン出場したホームの広島戦では、左サイド2列目のアタッカーとして持ち味のドリブル突破からチャンスメイク。前半20分には圧巻プレーで観る者を沸かせた。左サイドでパスを受けると、左右に対峙した相手2人の間を軽々と突破し、エリア内へ。さらにもう1人も対応に来たなかでクロスを送った。

 結果的に得点に結び付かなかったこの場面を含め、横山はそのポテンシャルを感じさせるプレーを連発。試合には敗れたものの、ひと際存在感を発揮した姿にSNS上では「めちゃくちゃ脅威」「いい選手すぎて震える」「J1でも個で違いを生み出せる選手になってきてる」「三笘感ある」「来年日本にいないかも」といった賛辞が相次いだ。

 昨年のJ1初挑戦から2年目、パリ五輪メンバーの18人からは落選となったが、さらなる飛躍を感じさせる21歳の逸材から今後も目が離せない。

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