3万5429人の会場も騒然 J逆輸入の21歳FWが見せた才能の片鱗「ここ撃ち抜くのはえぐい」

ゴールを決めた二田理央【写真:Getty Images】
ゴールを決めた二田理央【写真:Getty Images】

浦和の二田理央がJ1初ゴール、角度のない右サイドからニアをぶち抜いた

 J1浦和レッズに新加入したFW二田理央が7月20日、J1リーグ第24節・北海道コンサドーレ戦でJ1初ゴールをマークした。角度のない右サイドからフォワードらしくニアをぶち抜く豪快弾。「バグかと思った」との声が上がっている。

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 0-4と劣勢に立たされた後半16分に怒涛の4枚替えで投入。すると、1点を返した後半36分に見せ場がやってきた。MF小泉佳穂のアーリークロスにFWチアゴ・サンタナが飛び込んだが合わず。しかし、右サイドから走りこんできた二田が迷わず右足を振り抜くと、相手GK菅野孝憲のニアのわずかな隙間を破った。

 21歳の二田は2021年にサガン鳥栖でJリーグデビューを果たすと、同年7月にオーストリア2部FCヴァッカー・インスブルックへ期限付き移籍。その後、22年には同2部ザンクト・ペルテンに移籍し、欧州で経験を積んだ。6月27日に浦和に加入しまだ2試合目。試合は3-4で敗れたものの、大きな期待感を抱かせた。

 3万5429人の観衆が詰めかけた埼玉スタジアム。逆輸入の逸材の一撃に、大きなどよめきが起こった。SNS上でも「ここ撃ち抜くのはえぐい」「これはマジすごかった」「才能の片鱗が見えた」「FWとしての資質を感じた」との声が寄せられている。

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