テネリフェ柴崎が適応最終段階、現地紙「デビュー近づいている」 負傷者続出で12日に緊急出場も

柴崎は当初19日デビューの見通しも、負傷者続出で12日敵地ヘタフェ戦に緊急招集か

 テネリフェに移籍直後、心身のコンディションを崩したMF柴崎岳だが、トレーニングに合流後は順調にチームになじみつつあるようだ。スペイン地元紙「エルドーサル」は柴崎のトレーニングの様子を多くの写真で特集しながら「デビューの時は近づいてきている」と報じている。

 同紙によると柴崎は「先週木曜日から、柴崎はテネリフェの全体練習の中に組み込まれた。ルイス・マルティ監督が課した練習メニューをこなしている。日本人選手は適応の最終段階に入り、この島のチームの選手としてデビューの時となる招集はもうすぐだろう」と調整が順調であることを伝えている。

 記事では柴崎がトレーニングに励んでいる写真を計24枚、フォトギャラリーとして掲載。チームメートとのパス練習で追いかける様子や浮き球のボールに対してジャンピングトラップを試みている場面もあり、移籍直後はトレーニング場にすら姿を現せなかった状況からは想像できない回復ぶりを示している。

 柴崎は当初19日のリーガ2部第30節、ホームでのレウス戦でデビューという見通しが立っていたが、チームに負傷者が続出している状況もあり、今週末の12日に行なわれる第29節、敵地ヘタフェ戦でのデビューについても「マルティ監督の心を変えることができる」と緊急招集メンバー入りの可能性があることを言及した。

 移籍直後の1カ月はピッチ外で大きな注目を集める形となった柴崎だが、いよいよスペインのピッチでその能力を発揮するときが近づいている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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