PA内にボール2つ…紛れた1つ「蹴った」選手が反則→PK判定が話題「レフェリングが的外れだ」
ブラジル1部で起きたボールを巡るジャッジが反響
ブラジル1部リーグの第18節フラメンゴ対クリシューマで、ピッチに紛れ込んだ2つ目のボールが試合に大きな影響を及ぼした。
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現地時間7月20日に行われた一戦。1-1で迎えた後半40分に、ペナルティーエリア(PA)内でパスを受けたフラメンゴのFWエベルトン・ソアレスが前を向いたところで、クリシューマのMFバレットがピッチ内に紛れ込んでいたボールを蹴り、ビリヤードのようにエベルトンの足もとにあったボールを弾き飛ばした。ピッチ上の選手たちは混乱した様子だったなかで、主審はクリシューマ側の反則としてフラメンゴにPKを与え、バレットにはイエローカードを提示した。
このPKをFWガビゴルことガブリエウ・バルボッサが決め、ホームのフラメンゴが2-1で勝利を収めている。
ブラジルメディア「ge.globo」の公式Xは「こんなPKを見たことあるか?」とこの珍しいPK判定を伝えた。同メディアによれば、クリシューマのクラウジオ・テンカチ監督は「レフェリングが的外れだ。2つ目のボールがあったならば、プレーを止めるべきだった」と判定に苦言を呈していたという。
また、バレットは「本能だった」と自身のプレーの意図を明かした。「2つ目のボールを見て、ボールが2つあるはずがないと思った。レフェリーに2つ目のボールがあることに気づかせるようにボールを蹴った。本当に本能的なもので、周りに危害を加えるつもりはなかった」と話していたという。
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