日本代表25歳、“今夏最高”の「11傑」 欧州名門加入で株上昇「リーグで最も信頼できる」
バイエルン加入のDF伊藤洋輝、ブンデス公式「夏の移籍ベストイレブン」に選出
日本代表DF伊藤洋輝は今夏にドイツ1部シュツットガルトから同1部バイエルン・ミュンヘンへと活躍の場を移した。ブンデスリーガ公式サイトは「夏の移籍ベストイレブン」を選出し、そこに「リーグで最も信頼できるセンターバック(CB)の1人」として伊藤も名を連ねた。
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昨季リーグ2位と躍進したシュツットガルトで欠かせない存在となっていた伊藤はCBだけでなく、左サイドバック(SB)もこなし、最終ラインを支えた。プレミアリーグのクラブからも関心が伝えられたなかで、昨季連覇が「11」でストップし、タイトル奪還を期す名門バイエルンへの移籍が決まった。
そんな伊藤はブンデスリーガ公式サイトで公開された「夏の移籍イレブン」に、同じくバイエルンに加入したMFジョアン・パリーニャ(←フルハム)、FWミカエル・オリーズ(←クリスタル・パレス)とともに名を連ねている。
今夏のクラブ第1号補強で「無冠に終わったシーズンのあとでミュンヘンのクラブはこの25歳が必要だと判断した」と紹介されたレフティーについて、さらに次のような評価が続いた。
「2021年夏にジュビロ磐田から加入して以来、伊藤はブンデスリーガで85試合に出場。タックルとボールを持った時の落ち着きが印象的で、リーグで最も信頼できるCBの1人としての評価を高めた。フルバックでもプレーできる順応性の高さもこの左利きの選手のもう1つの強みだ。これまでのブンデスリーガキャリアで受けたイエローカードはわずか8枚しかなく、伊藤は試合を読む素晴らしい能力を披露してきた。バイエルンのファンは近い将来、こうした彼の力を目の当たりにすることになるだろう」
伊藤は優れたタックル能力やボール保持力、複数ポジションをこなせる万能性、そして警告の少ないクリーンさが高く評価されている。入団会見では最終ラインから前線へボールを送り届ける配給も自身の持ち味として語っていたが、これらのストロングポイントを生かしてレギュラーの座を掴み取ることができるだろうか。
ブンデスリーガ夏の移籍イレブンの顔ぶれは以下のとおり。
GK
カミル・グラバラ(ヴォルフスブルク)
DF
ヴァルデマール・アントン(ドルトムント)
ジャニュエル・ベロシアン(レバークーゼン)
伊藤洋輝(バイエルン)
MF
ミカエル・オリーズ(バイエルン)
アレイクス・ガルシア(レバークーゼン)
ジョアン・パリーニャ(バイエルン)
ジャン・ウズン(フランクフルト)
アサン・ウエドラオゴ(RBライプツィヒ)
FW
セール・ギラシ(ドルトムント)
エルメディン・デミロヴィッチ(シュツットガルト)
(FOOTBALL ZONE編集部)