札幌FW鈴木武蔵が今季19戦目で初ゴール VAR確認→待望の瞬間にファン歓喜「ケチャップの口が開いた」
前半アディショナルタイムにチーム2点目をマーク
北海道コンサドーレ札幌は7月20日、J1リーグ第24節で浦和レッズと対戦。前半を2点リードで折り返したなか、同アディショナルタイムにFW鈴木武蔵に待望の今季初ゴールが生まれた。
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浦和はスタメン出場のMF渡邊凌磨がJ1通算100試合出場を達成。FC東京で3シーズン、今季加入の浦和1シーズン目での記録になった。浦和はFW松尾佑介を中央に配置し、MF伊藤敦樹とMF安居のダブルボランチでスタートした。
試合開始から30分ほどはマンツーマンで守る札幌に対して浦和が上手く試合を運ぶ場面が目立った。前半15分にはMF武田英寿のスルーパスに松尾が抜け出してペナルティーエリア内に侵入してフリーでシュートを放ったが、ゴール枠を外れた。その後も渡邊がペナルティーエリア内でシュートを放つ場面があったが、札幌の守備陣がブロックした。
そのなかで前半37分、札幌はMF青木亮太の左コーナーキックをDF岡村大八が打点の高いヘディングで合わせて先制ゴール。さらに前半アディショナルタイム、DF髙尾瑠が最終ライン背後に出したパスにFW鈴木武蔵が抜け出してGK西川周作との1対1で冷静に流し込んだ。鈴木のオフサイドが際どくビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックも長くなったが、DF石原広教がわずかに残っていてゴールが認められた。鈴木はこの試合まで18試合に出場、1298分間プレーしていたが、待望の今季初得点となった。
SNS上では、鈴木の初ゴールを受けて「とうとう」「ケチャップの口が開いた」「オフサイドない!」「鈴木武蔵やっとだよ」「鈴木武蔵お祓い成功!」などをファンが喜びの声を上げていた。
リーグ9試合未勝利の札幌は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の古巣浦和との敵地ゲームで2-0のリードでハーフタイムを迎えた。そして、このタイミングで埼玉スタジアムは雷雨を伴う豪雨となり、試合が中断されると発表。後半の開始時間は未定になっている。