実績十分のJ助っ人が「家庭の事情」で契約解除 驚きの発表にファン悲しみ「マジか」「残念」
ガブリエル・シャビエルが7月20日付で岡山と契約解除
J2ファジアーノ岡山は7月20日、ブラジル人FWガブリエル・シャビエルの家庭の事情により、クラブ、選手合意の上、7月20日付で契約を解除したことを発表した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
1993年7月生まれのG・シャビエルはブラジルのクラブを経て2017年に来日。名古屋グランパスに5シーズン在籍し、22年には北海道コンサドーレ札幌でプレー。一度母国のブラジルに戻り、今季から加入した岡山でリーグ戦6試合に出場していた。
J1通算132試合16得点、リーグカップ戦15試合3得点、J2通算22試合8得点、天皇杯4試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算14試合8得点という成績を残している。
G・シャビエルはクラブを通じ、以下のようにコメントしている。
「このたび、私の家族の問題で、人生における非常に重大な決断をさせていただきました。この決断を受け入れてくれたクラブに感謝いたします。また、半年余りとなってしまいましたが、この期間中に岡山でお世話になった全ての方々にも感謝申し上げます。
特に、ファン・サポーターの皆さまはいつも私を応援してくださり、本当にありがとうございました。怪我で2度、チームから離脱してしまい試合出場が思うようにいかない時も、皆さまの温かい支えが励みになりました。ブラジルからファジアーノ岡山がJ1昇格という目標を達成することを心より応援しています。皆さま、本当にありがとうございました」
また、岡山の代表取締役社長を務める森井悠氏は「シャビエル選手に、ご自身の人生において非常に重要で、かつ困難なことが発生し、シーズン中というタイミング、また選手としての大きな期待があった中ではありますが、それでも事の重要性に鑑み、クラブとしてその判断を尊重することといたしました。 大きな葛藤があったであろう中、誠実にクラブのことを考え、真摯に向き合ってくれました。そのような彼の決断を、クラブとしても見守っていきたいと思います」と説明している。
G・シャビエルは、7月21日の練習終了後に政田サッカー場でファン・サポーターに挨拶、同日コンベックス岡山で実施する「2024 FAGIANO FUN!FAN!DAY(ファン感謝デー)」の冒頭で挨拶したのち、クラブを離れるという。
クラブ公式X(旧ツイッター)の投稿には、「マジか」「本当に残念」「嫌な予感がした」といったファンの驚きの声が寄せられている。