ソシエダ久保、移籍の噂の真偽は? 現地紙が一蹴「クラブを離れるニュースは聞かれない」

久保建英がチームに合流【写真:徳原隆元】
久保建英がチームに合流【写真:徳原隆元】

久保は昨季7得点5アシストでフィニッシュ

 イングランド1部プレミアリーグへの移籍も噂される日本代表MF久保建英だが、現在は所属するスペイン1部レアル・ソシエダに合流し、プレシーズンを過ごしている。スペイン紙「マルカ」は2024-25シーズンの開幕に向けて、久保の目標を報じている。

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 久保は今週、ソシエダの練習に合流した。過去2シーズン、ソシエダの主力だった久保は、今季もチームの攻撃を牽引することが期待されている。記事では、「クラブを再びヨーロッパの大会に出場させることに加え、2つの個人的な目標がある。1つは1シーズンで10得点を記録すること。もう1つは欧州の大会であるUEFAヨーロッパリーグ(EL)で初ゴールを挙げることだ」と伝えている。

 久保は2022-23シーズンに公式戦9得点を挙げたが、2023-24シーズンは公式戦41試合に出場して7得点5アシストとなっている。そして「久保はメディアの取材に応じるたびに、自分自身に対して非常に厳しい姿勢を見せている。これまでも実際にそうしてきたが、今も素晴らしい活躍を見せた2023年バージョンの姿を取り戻すためにトレーニングをしている。2023年に13ゴールを挙げた久保だが、2024年の5か月ではわずか1得点だった。22-23シーズンは9得点、2023-24シーズンは7得点となった。だからこそ、個人としては10得点を取らなければならない」と、24-25シーズンの二桁ゴールに期待した。

 そして、これまでELとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場したものの、得点を挙げられていないことについて触れ、「そのうちの1得点はヨーロッパの舞台で挙げなければいけない。なぜなら昨シーズンはCLに名前を残したいと思ったままで終わり、その前のシーズンはELで貢献しきれなかった。次の9月から彼は欧州第2の大会でゴールを祝う権利を得られる」と、欧州大会での初ゴールも達成すべきとしている。

 スペインでは、移籍についての報道がほとんどないようで「2月12日に2029年までの契約を更新した14番には、この移籍市場でクラブを離れるニュースは聞かれない。2024-25シーズンに3つの大会で限界に挑む予定のレアル・ソシエダで最も重要な選手になる見込みだ。1つの大会では、6度目の欧州大会出場を、残りの2つの大会ではできるだけ遠くへ行くことが目標となる」と、ラ・リーガでの上位進出とカップ戦のタイトル獲得にソシエダを導けるかが2024-25シーズンの久保の目標になるとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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