クリスタル・パレスでは中盤で先発出場

　イングランド1部クリスタル・パレスへと移籍した日本代表MF鎌田大地が上々の実戦デビューを飾った。7月19日、イングランド3部チャールトン・アスレティックFCとのトレーニングマッチに先発出場。1-1で引き分けた一戦でアシストをマークし、アピールに成功した。地元ファンからも大きな期待を寄せられているようだ。英地元メディア「WE ARE PALACE」が報じている。

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　イタリア1部ラツィオで昨季を過ごした鎌田。イゴール・トゥドール監督が就任後にチームの中心なり、出番を増やす。公式戦38試合で2ゴール2アシストの結果を残した。シーズン後、契約解除条項の金額で折り合いがつかず退団となっていたなか、フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレス入りが決まった。

　新天地でプレシーズンを過ごしており、親善試合のチャールトン戦にも先発出場。「WE ARE PALACE」は鎌田のパフォーマンスに反応した地元ファンの声を報じている。同メディアは「元ラツィオのスター選手は即座にインパクトを与えた」と伝えた。中盤でプレーした鎌田はアシストをマーク。地元ファンは「鎌田大地はパレスのピッチの中央でとてもいいプレーをしている」「（シャディ・）リアドと鎌田は私たちの最高の2選手だ」と称賛の声を並べた。

　また、「鎌田大地のあのタッチで信じられないほど高いサッカーIQを証明した」「鎌田をフリーで獲得した！　リーグが始まるまで、これがどれほどクレイジーなことかみんな本当に理解しないだろう」との声も紹介した。

　同メディアは鎌田のフィットぶりを称えて「新シーズンに向けてパレスのカギとなるかもしれない。鎌田は輝いて見え、同点ゴールで重要な役割を果たした。グラスナーの下で重要なシーズンを迎えることになるかもしれない」と、指揮官との“タッグ”で活躍することを期待した。