元リーグ得点王のライト氏が「情けない」と古巣を糾弾　サンチェスは「不可欠な選手」

　アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは練習場でチームメートと口論したことで、4日のリバプール戦で先発落ちを命じられたと英メディアで報じられている。自身の年俸釣り上げ交渉や、チームが毎年恒例の失速に直面している現状に対し、クラブOBも「自分なら移籍する」と同情している。英公共放送「BBC」が報じた。

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　「アーセナルと彼にとって好ましい状況に見えない。彼の代理人は、そこら中に電話しているだろう」と語ったのは、元イングランド代表FWイアン・ライト氏だ。1991-92シーズンのリーグ得点王に輝いた元イングランド代表FWは、古巣に対して厳しい意見を並べ立てた。

「こういうことは起こる。でも、チームが一丸となっていれば表沙汰にはならない。単純に情けないよ。彼はアーセナルで最高の選手なんだ。彼はアーセナルにとって、どうしても不可欠な選手なのに」

　リバプール戦では途中出場からFWダニー・ウェルベックのゴールをお膳立てしたが、チームは1-3と完敗した。そして、来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権を手にできる4位から陥落。6位のマンチェスター・ユナイテッドも、勝ち点1差に迫っている。