鹿島→ドイツ移籍も逮捕報道の衝撃「4億3000万円が完全に水の泡」 中国反応のワケ
マインツ加入が発表されたが、後日に国内で逮捕報道
7月4日に鹿島アントラーズからドイツ1部マインツへの移籍が発表されていた日本代表MF佐野海舟が、一部報道で逮捕されたと報じられた。驚きを報じたのはドイツのみならず、アジア側にも広がっている。
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高校サッカーの名門である米子北から、2019年よりFC町田ゼルビアへ加入。J2で頭角を現すと、23年から鹿島へとステップアップした。中盤の底を担う重要な戦力として今季もここまでJ1リーグ20試合に出場していたなか、24年7月4日にマインツへの移籍が発表されている。
日本代表としても23年にデビューしてから4試合を経験。今後の成長が期待されるなかでの逮捕劇となった。ドイツメディアも「佐野は21日から新天地でトレーニングを開始する予定だったが、おそらく実現しないだろう」と、マインツでの始動が現実的ではないことを伝えつつ驚きを報じていた。
その反響は中国にも広がる。2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本と同じグループCとなった中国。母国ポータルサイト「捜狐」はまず「日本チームは打撃を受けた」と、佐野の一件を受けて日本代表について言及した。
そのうえで「マインツが今月初め、250万ユーロ(約4億3000万円)をかけて佐野海舟を欧州に連れて行った。しかし完全に水の泡に帰した」と、獲得以降「まだコメントできない」と声明を発表しているクラブとの関係性についても報じている。
一方韓国メディア「スポーツ京郷」も佐野の問題に対し、中国メディア側の反応を報道。「佐野はW杯アジア最終予選の中国戦に出場できない可能性が高く、中国メディアは日本代表チームの戦力が弱まると予想した」とピックアップしている。今後の進展含め、佐野を巡る話題が次第に広がっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)