本田のシアトル行きはルーニー移籍より確実!? 英紙格付け「今夏の移籍実現度トップ10」で堂々3位

「ミランでインパクトを見せられなかったが…」

 そして3位に、本田のシアトル移籍が入った。記事では「本田は2014年にCSKAモスクワから加入して以来、ACミランで真のインパクトを見せることができなかった」とイタリアで不発に終わったと前置きされながら、「間違いなく日本サッカー界最大のスター」と断言。そしてシアトル・サウンダースが、“ブルー・サムライのアイコン”にとっての新天地候補に挙がっていることが記されている。

 4位はナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ。テリー移籍後のチェルシーに移籍すると見られているが、移籍指数は「2.8」まで下がる。5位には同じ移籍指数で、アヤックスのオランダ代表MFデイヴィ・クラーセンのエバートン移籍が浮上している。

 6位は20歳のレバークーゼンのドイツ代表FWユリアン・ブラント。ドイツ人の闘将ユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールへの移籍指数は「2.7」とされた。7位はエバートンのアイルランド代表DFシェイマス・コールマンで、ユナイテッドへの移籍指数は「2.5」。8位も同じ数値で、クリスタル・パレスのベルギー代表FWクリスティアン・ベンテケのウェストハム移籍が入った。

 9位はヴォルフスブルクのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスのレアル・マドリード行きで、移籍指数は「2.4」。最後の一人は、今季躍進を遂げるRBライプツィヒで活躍する、リオデジャネイロ五輪ドイツ代表FWダヴィー・ゼルケで、ストーク・シティへの移籍指数は「2.3」とされた。

 名だたる実力者や有望株のなかに本田も名を連ねる結果となったが、今季先発出場わずか1試合で戦力外状態の背番号10が、30歳という年齢で欧州サッカー界と別れを告げることは、イタリア国外メディアにも既定路線と映っているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング