名手ピルロがバルサ移籍に近づいた過去を告白 「試合後、グアルディオラ監督に呼ばれて…」

フランス紙のインタビューでミラン時代のエピソードを語る

 アメリカMLSのニューヨーク・シティFCに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロが、フランス紙「レキップ」のインタビューに応じ、過去にバルセロナ移籍寸前までいったことなどを明かしている。

 ピルロはイタリア北部のブレシアでデビューすると、1998年にインテルへ移籍。しかし、名門のトップ下を務めるには若き日のピルロのフィジカル能力は弱すぎ、レッジーナや地元ブレシアへの期限付き移籍を繰り返した。そして、2001年に同じミラノのライバルであるACミランに移籍すると、ピルロは“レジスタ”としてブレークした。

 当時のカルロ・アンチェロッティ監督は、4-3-1-2システムのセンターハーフにピルロを起用。当然、フィジカル能力の弱さから不安説が噴出したが、両脇を固めるイタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾとオランダ代表MFクラレンス・セードルフの助けも得て、中盤の底からゲームメークする司令塔として一気に名声を高めた。

 ミランでプレーしていた当時、バルセロナと敵地で親善試合を行った後の出来事を、ピルロは「昔話だよ」と前置きして語った。

 

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