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元日本代表FW田代が豪州2部に移籍 34歳での海外初挑戦も「すぐに他の選手と溶け込んだ」
ウーロンゴン・ウルブスと正式契約、ティンパノ監督が活躍に太鼓判
昨季までセレッソ大阪でプレーしていた元日本代表FW田代有三が、オーストラリア2部のウーロンゴン・ウルブスと正式契約を結んだ。オーストラリアのAリーグ公式サイトが発表した。
「これまで素晴らしいキャリアを過ごしてきましたが、次の大きなチャレンジを楽しみにしています。オーストラリアでプレーしたことはありませんが、国と人々について素晴らしいことをたくさん聞いてきました。自分自身も経験したいです」
34歳にして初の海外挑戦となった田代は、喜びの声明を発表している。空中戦の強さを武器とするストライカーは、鹿島アントラーズ在籍時の2008年に日本代表として3試合に出場している。
「ウーロンゴンという素晴らしい街をホームにすることができて、すごくラッキーです。チームメートや監督も最高で、会った人は全てフレンドリーです。できるだけチームの手助けになりたい」
こう語った田代は、11日の敵地パラマッタ戦でオーストラリアデビューを果たす可能性が高まっている。ヤコブ・ティンパノ監督は、「ユウゾウはすぐに他の選手と溶け込んだ。長い時間一緒にいなかったのに、勇気づけられるところだ。シーズンが進むにつれ、居心地が良くなっていくだろう。彼がこのリーグで、本物のエキサイティングな選手になることに疑いはない」と活躍に期待を寄せていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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