ミランに本田のライバルが続々 チェルチに続き、スソ獲得で合意か

 

ミランとスソが4年契約で合意、スペイン紙が報じる

 

 ACミランがアトレチコ・マドリードから期限付き移籍で獲得したイタリア代表MFアレッシオ・チェルチに続き、日本代表FW本田圭佑のライバルとなる新戦力の獲得で合意に達した可能性が浮上した。スペイン地元紙「マルカ」が、ミランはリバプールのU-21スペイン代表MFスソと4年契約で合意と報じている。

 左利きの若きパサーはミラン行きの噂が流れており、アドリアーノ・ガリアーニCEOも獲得を熱望していた。21歳の新鋭は6月30日でリバプールとの契約が満了となることから、他クラブと交渉可能な状況となっていた。

 内転筋断裂の手術からリハビリ中のスソに対し、ミラン側は1月の加入を求めていたが、アトレチコとFWフェルナンド・トーレスとのトレードでチェルチを補強できたために、今年の夏に移籍時期がずれ込む可能性もあるという。

 スソ移籍が実現すれば、ミランにとってはチェルチに続く、左利きの優秀なアタッカー獲得となる。現在アジアカップオーストラリア大会に向けた日本代表の合宿に参加している本田は今季前半戦、フィリッポ・インザーギ監督から右ウイングに固定されてきたが、同じレフティーのライバル補強により、厳しいポジション争いを強いられそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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