“至宝”ゲッツェを襲った代謝障害 無期限離脱の無念を父が代弁「今は辛抱しなくては…」

復帰に向けて自宅で完全安静 「家で何もせず、じっとしているよ」

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは代謝障害が判明し、無期限の長期離脱となることが決まった。復帰に向けてトレーニング場から離れている現在は、自宅で完全安静の状態で過ごしているという。父親のユルゲン・ゲッツェ氏が、ドイツ紙「ビルト」のインタビューで明かした。

 ドイツの至宝を悲劇が襲った。ゲッツェは2月半ばから戦線離脱していた。以前から筋肉系のトラブルを抱えていたため、クラブが精密検査を行うと代謝に異常があることが判明。長期離脱が決まった。復帰に向けてピッチを離れている現在は、体を動かすことすらできない状況だという。父ユルゲン氏は、息子の状況について次のように語っている。

「今、マリオはいい状態だけど、できることはそれほど多くない。家で何もせず、じっとしているよ。療養のプランはまだ決まっていないけど、近いうちに決まるだろう。今は辛抱しなくてはいけない」

 復帰に向けた最初のステップすら踏み出せていない状況のようで、ピッチに戻るまでにはまだまだ膨大な時間がかかりそうだ。今季バイエルン・ミュンヘンから3年ぶりにドルトムントへの帰還を果たしたが、復帰1年目は苦難のシーズンとなっている。

 ドイツ代表史上最高との呼び声高いその才能を再び披露する日は、一体いつになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング