なでしこJからWEリーグへ「面白さつながる」…五輪イヤーで狙う女子サッカー“日常”の景色
WEリーグの髙田春奈チェアが取材対応
WEリーグの髙田春奈チェアは7月17日の理事会後に行われたオンラインのメディアブリーフィングで取材対応し、間もなく始まるパリ五輪から新シーズンへのつながりとして「アップデートされた世界の女子サッカーを見てもらって、国内でも日常的に見てもらえるようにしたい」と話した。
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WEリーグは「SOMPOホールディングス株式会社」と2シーズンのタイトルパートナー契約を結んだことをすでに発表し、8月31日からWEリーグカップ、9月14日からWEリーグの戦いがスタートする。2021-22シーズンに開幕したリーグは4シーズン目を迎える。
そして、新シーズンはパリ五輪の直後にスタートすることになる。WEリーグ開幕後としては初の五輪になるが、髙田チェアは「今回は移籍の関係もあってWEリーグからの選手が少し少ないが、なでしこジャパン(日本女子代表)のスタイルは、WEリーグに通じる日本女子サッカーの面白さとつながるものと見ていて感じる」と話す。
また、国民的な注目度という観点からは「サッカーにおいてはW杯のほうがインパクトあるが、五輪は国民的な行事。普段見ていない方も見る機会があると思う。アジア大会も金メダルを獲得したものが地上波で放送もされ、反響が大きかった。成績は必ずしも保証されないので過度なプレッシャー与えたくないが、女子サッカーの面白さを知ってもらえる機会になると思う。競技そのものの面白さを知ってもらえる機会になれば。レベルが上がって来ているなか、アップデートされた世界の女子サッカーを見てもらって国内でも日常的に見てもらえるようにしたい」と話した。
パリ五輪の女子決勝戦は8月10日に予定されている。なでしこジャパンがそこまで勝ち上がればベストのシナリオだが、髙田チェアは「決勝の3週間後に(WEリーグカップが)開幕するので、クラブと連係していきたい」と話し、パリ五輪をWEリーグの認知度向上や盛り上がりにつなげていくことへの意欲を話していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)