ベンゲル監督と“先発落ち”サンチェスが練習前に握手 CLバイエルン戦前に雪解けをアピールか
練習でチームメートと衝突したエース 退団希望とも報じられるなかで…
アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは練習場で同僚と衝突し、4日のリバプール戦では先発落ちを命じられた。その試合で1-3と敗れた名門は、今季限りでの移籍の可能性が高まるエースとフランス人指揮官の去就問題に揺れるが、6日午前の練習でベンゲル監督とサンチェスが握手。和解をアピールしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
快晴となったロンドン市内のコロニー練習場で、サンチェスは練習前にベンゲル監督に歩み寄った。厳しい表情の監督と握手を交わすと、元気良くトレーニングを開始した。
サンチェスはリバプール戦前の練習などで、無気力なプレーぶりで同僚の怒りを買ったという。練習後にクラブハウスへ向かう途中にチームメートと衝突。この問題を大きく見た指揮官が先発落ちを言い渡したと、地元メディアで報じられている。
この日は7日に控える、バイエルンとのUEFAチャンピオンズリーグ16強第2戦前のメディア向け公開練習だったが、激震の名門は指揮官とエースの雪解けをアピールした格好だ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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