日本人”トップタレント”移籍に欧州SD「送り出せて誇らしい」 史上最高17億円売却は「素晴らしい」

鈴木彩艶がセリエA挑戦【写真:Getty Images】
鈴木彩艶がセリエA挑戦【写真:Getty Images】

シント=トロイデンは鈴木彩艶をパルマへ売却した

 日本代表GK鈴木彩艶はベルギー1部シント=トロイデンからイタリア1部パルマへの完全移籍が決まった。シント=トロイデンのスポーツディレクター、アンドレ・ピント氏は「また一人トップタレントを送り出せて誇らしい」と鈴木のステップアップについて語った。

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 鈴木は昨夏にJ1浦和レッズからシント=トロイデンへ移籍。公式戦32試合に出場して評価を高めた。イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからの継続的な関心が伝えられていたなかで、イタリアへの移籍を決断した。移籍金はボーナス込みで1000万ユーロ(約17億円)に到達すると見られ、クラブ史上最高額の移籍として注目を集めている。

 スポーツディレクターのピント氏はクラブ公式サイトで「また一人、トップタレントを送り出せて誇らしい。このような輝かしい例があるからこそ新しい才能を惹きつけることができる」と若い才能を育てて売るクラブ経営の成功に手応えを示した。

 また、ポルトガル1部ベンフィカからU-23日本代表の小久保玲央ブライアンの加入も決まっていることから、ピント氏は「新戦力の小久保もその一例だ」と鈴木の後継者へ大きな期待を寄せていた。

 近年、DF冨安健洋(アーセナル)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF遠藤航(リバプール)、橋岡大樹(ルートン・タウン)といったタレントがシント=トロイデン経由で欧州トップリーグへと巣立っている。彼らの後に続く鈴木も、新天地で成功を収めることができるのか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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