欧州名門へ電撃加入…日本人DFの自信「自分も貢献できる」 明かした“新監督との電話”
伊藤洋輝が16日に記者会見に出席
ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに加入した日本代表DF伊藤洋輝が7月16日に記者会見に出席。激しいポジション争いが予想されるビッグクラブでのプレーについて「逆に楽しみたい気持ち」と意気込みを明かした。
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伊藤は2021年にドイツ1部シュツットガルトに加入し、主力選手として活躍。今夏、複数の欧州クラブからの関心が伝えられていたなかで、名門バイエルンと2028年までの4年契約を交わした。背番号はシュツットガルトや日本代表と同じ「21」に決定。バイエルンではレジェンドの元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏も背負った番号だ。
スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏とともに会見に出席した伊藤は「初日から選手も含めスタッフみんなが温かく迎えてくれた」とバイエルンの最初の印象を語った。
また、自身に求められるプレーについては「バイエルン・ミュンヘンはボール回しが多くなると思うのでボールを前線にしっかりとつないでいけるように。あとは奪われた時のカウンターを受けることも多くなると思うので、マンツーマンで守ることが多くなると思いますが、そこで上手く守ってまた新たな次の攻撃につなげられるようにできればいいかな思います」と語った。
センターバックだけでなくサイドバックやウイングバックなど複数ポジションをカバーできるユーティリティー性も高い評価を受けている伊藤。各ポジションにトップクラスのタレントを揃えるだけに熾烈なポジション争いは必至だが、「個人的にはライバルが居るのはチームとしても個人の成長としても素晴らしいことだと思うので逆に楽しみたい気持ち」とコメントした。
また、伊藤は「監督とはメディカルチェックとサインをする時に電話で少しコミュニケーションを取りましたし、昨日もどう名前を呼んだらいいかなどのコミュニケーションを取りました。サッカーに関してはボールをつないで攻めていくスタイルだと思うので自分も貢献できると思います」と述べ、ヴァンサン・コンパニ新監督のスタイルへの適応にも自身を覗かせている。新天地でのレギュラー奪取に期待が懸かる。
(FOOTBALL ZONE編集部)