「中国では25歳でもまだ若手扱い」 日本の逸材プレミア行き、欧州行き加速に海外羨望

FC東京から海外移籍を目指す松木玖生【写真:徳原隆元】
FC東京から海外移籍を目指す松木玖生【写真:徳原隆元】

松木玖生はサウサンプトンからオファーと報道

 J1リーグのFC東京に所属するMF松木玖生は7月13日のJ1リーグ第23節アルビレックス新潟戦(2-0)をもってチームを離れ、海外移籍を目指すことになった。その動向に中国メディアやファンも注目している。

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 松木はイングランド1部サウサンプトンからオファーが届いたとされる。プレミアリーグではすでにMF遠藤航(リバプール)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF三笘薫(ブライトン)が在籍し、今夏にはMF鎌田大地(クリスタル・パレス)、DF菅原由勢(サウサンプトン)が新たに参戦することも決まった。すでに日本代表に定着し、欧州での実績十分な選手たちに対し、21歳の松木はU-23代表でキャプテンも務めた有望株だが、A代表デビュー前の若手だ。

 中国のサッカーファンも、A代表デビューすらしていない選手のプレミアリーグ移籍説に熱視線を送る。中国のサッカー専門誌「足球報」も松木の移籍を報じており、コメント欄では「21歳でプレミア行きは凄い。中国では25歳でもまだ若手扱いなのに」とうらやむ声が浮上。また、松木は青森山田高で頭角を現し、卒業後すぐJ1で主力に定着しており、「日本の高校サッカーは凄い」「日本は競技人口が多く、人材が出るのは当然だ」との反応が見られた。

「プレミアには日本人選手がすでに5人。すぐにドイツ1部ブンデスリーガのように日本人選手がプレミアを席巻することになるだろう」と予想する声も上がっている。

 すでにリバプールやアーセナルといった強豪にも日本人選手が定着しており、一時期のブンデスリーガのように日本人選手が多くのチームに在籍する状態になる日も遠くないかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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