市場価値4倍の17億円…「記録的な売却」 日本代表GK“クラブ史上最高額”伊移籍に海外注目
鈴木彩艶がシント=トロイデンから伊1部パルマへ完全移籍
日本代表GK鈴木彩艶はベルギー1部シント=トロイデンからイタリア1部パルマへの完全移籍が決まった。契約は2029年6月末までの5年間。移籍金はボーナス込みで1000万ユーロ(約17億円)とされ、ベルギーメディアはこれを「記録的な売却」として報じている。
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現在21歳の鈴木は昨夏にJ1浦和レッズからシント=トロイデンへ移籍。イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからのオファーもあったなか、出場機会を求めてベルギーへの移籍を選んだ。23-24シーズンは公式戦32試合に出場。評価を高め、1年でイタリアへのステップアップを果たした。
移籍金は750万ユーロ(約13億円)、ボーナスが最大250万ユーロ(約4億円)で総額1000万ユーロ(約17億円)の取引と伝えられている。ベルギーメディア「WALFOOT」は、2019年にイタリア1部ボローニャへ移籍した日本代表DF冨安健洋(現アーセナル)の移籍金700万ユーロ(約12億円)を超えるシント=トロイデンのクラブ史上最高額移籍だとしている。
また、ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」における鈴木の市場評価額250万ユーロであることから、その4倍の額での取引となることを受けて「記録的な売却」と伝えた。
欧州で着実にステップアップを遂げる鈴木。パルマでのさらなる成長に期待だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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