プレミア“連覇”に近づく岡崎元同僚のダイナモMF 運命を分けた「8400万円の差」とは

マルセイユが提示した移籍金は8400万円低く…

 元同僚の証言によれば、カンテは日本代表DF酒井宏樹が現在所属するフランスの名門マルセイユへの移籍を望んでいたという。結果的にカンテは翌シーズンに、レスターで日本代表FW岡崎慎司らとともにプレミアリーグで頂点に立つのだが、この選択を分けたのが提示された移籍金の金額だった。

 記事によればマルセイユの提示額が500万ポンド(約7億円)だったのに対し、レスターが支払った移籍金は560万ポンド(約7億8400万円)。約8400万円という差が、カンテのその後を大きく変えることになった。レニューも「彼ら(マルセイユ)はカーンにレスターと同じ額をオファーしなかった。だからクラブはノーと言ったんだ」と振り返っている。

 今季からプレーするチェルシーは1試合消化が少ないながら、2位トットナムに勝ち点7差をつけてリーグ首位に立っており(日本時間6日時点)、異なるクラブでのリーグ連覇も現実的となっている。レスターへの移籍を決断した25歳のダイナモは、好調チェルシーでも不動のレギュラーを務め、イングランドの地で輝かしいキャリアを歩んでいる。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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