コパ決勝で右足首を負傷、途中交代で涙

　南米選手権（コパ・アメリカ）は現地時間7月14日、前回王者アルゼンチンとコロンビアの決勝戦が行われ、延長戦の末にアルゼンチンが1-0で勝利。単独最多16回目の優勝を飾った。FWリオネル・メッシが右足首を負傷するアクシデントに見舞われたなかで、海外メディアは怪我を招いたワンシーンに脚光を当てている。

　メッシは決勝戦で先発も、前半36分にゴールライン際でクロスボールを放り込んだ際、右足首を負傷。その後もピッチに立ち続けていたが、後半18分には左足の太もも裏を痛めてしまい無念の途中交代に。悔しさからベンチでは涙を流し、右足首が大きく腫れあがっているのが確認された。

　負傷の瞬間は海外メディアの公式SNS上にアップ。改めてそのシーンを見ると、ボールを蹴る間際、軸足の右足首が外側へ大きく曲がっている様子が確認できる。負傷後の腫れ具合も頷けるほどのインパクトで、アルゼンチンの大手スポーツチャンネル「TyC Sports」の公式SNSは「メッシの右足首が曲がった瞬間」としてその瞬間を画像で投じている。

　エクアドルメディア「ULTIMA HORA」の公式SNS上にも動画が添えられるなど反響を呼び、海外ファンも「衝撃的だ」「心臓に悪い」「可哀そう」「恐ろしい」と震撼。優勝の瞬間は笑顔を覗かせたメッシだが、足を引きずりながらピッチを歩く様子もあり、負傷程度は気掛かりだ。