日本人の現役高校生FW、欧州複数クラブから関心 海外行き決断…新天地はベルギー有力か

海外へ移籍する道脇豊【写真:Getty Images】
海外へ移籍する道脇豊【写真:Getty Images】

18歳FW道脇豊は海外移籍のためチームを離脱

 U-19日本代表FW道脇豊は7月11日にJ2ロアッソ熊本から海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱した。ベルギーメディア「Voetbalkrant.com」は同国2部ワースラント=ベフェレンへ新加入すると伝えている。

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 2006年生まれ18歳の道脇は今季9試合に出場して1ゴール。身長186センチと体格にも恵まれ、熊本のアカデミーで育つ。昨年クラブ史上初の“飛び級”でトップ昇格を果たし、16歳でJリーグデビューした。昨年はU-17日本代表のエースとしてU-17ワールドカップ(W杯)にも出場。無得点に終わったものの、日の丸を背負う次世代のストライカーとして期待されている。

 そのなかで、「Voetbalkrant.com」は「ベフェレンは昨季よりも良い成績を収めたいと考えている。この目的のためにクラブは多くの興味深い補強を試みるだろう。最初の合意に1歩近づいたようだ」と報道。新ストライカーとして道脇の名を挙げており「レンタルで1シーズン移籍する予定」と伝えた。熊本の契約は2026年1月まで残っているという。

 道脇について「欧州のトップクラブも彼の加入を望んでいた」と、複数クラブから関心を寄せられていたとしつつも「ベルギー2部での冒険を選択した」と指摘した。18歳FWの市場価値はドイツの移籍専門サイト「Transfermarkt」によると、12万5000ユーロ(約2000万円)とされている。

 ベフェレンにはかつて元日本代表MF森岡亮太やMF小林祐希らが在籍。2023-24シーズンは2部で8位にとどまっていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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