EURO、大会MVPはスペインの“心臓”MFロドリ 17歳になったFWヤマルは最優秀若手選手賞に選出
スペインが史上最多の4度目優勝
欧州選手権(EURO)は現地時間7月14日に決勝戦が行われ、スペイン代表が2-1でイングランド代表に競り勝った。大会MVPには、チームの中心として戦ってきたMFロドリが選出された。
スペインは後半2分、右サイドから前進するとFWラミン・ヤマルが逆サイドに展開。侵入してきたFWニコ・ウィリアムズがGKと1対1になり左足シュートを決めて先制点を奪った。一方のイングランドは後半28分、逆襲から右サイドをMFブカヨ・サカが一気に前進すると中央へのパスをベリンガムが後方に落とし、走り込んだMFコール・パーマーがミドルを蹴り込んで追いついた。
スペインは後半41分、左サイドのDFマルク・ククレジャから流し込まれたボールに、FWミケル・オヤルサバルが飛び込んで決勝ゴール。スペインが2-1でイングランドに競り勝った。これによりスペインは単独最多4回目の優勝を達成。一方のイングランドは前回大会に続く決勝での敗戦で準優勝に終わり、初優勝の夢が破れた。
個人表彰では、準決勝フランス戦での鮮やかな先制ゴールがあった17歳になったばかりのスペイン代表FWラミン・ヤマルが最優秀若手選手賞を受賞。大会MVPは、決勝戦では接触プレー後に足を痛め前半のみで交代になったが、大会を通じてスペインの心臓部で存在感を放ったMFロドリが選出された。
得点ランキングは3得点でMFジャマル・ムシアラ(ドイツ)、FWコーディ・ガクポ(オランダ)、FWハリー・ケイン(イングランド)、FWダニ・オルモ(スペイン)、MFジョージズ・ミカウタゼ、FWイバン・シュランツ(スロバキア)の6選手が並んで終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1